伊勢神宮から徒歩圏内、宮町の路地裏に「ぎょうざの美鈴」の本店があります。 昭和38年(1963年)の創業以来、地元の家族連れや、参拝帰りの観光客で常に賑わう、 伊勢を語るうえで欠かせない一軒。今回ミエノワは、現役で厨房に立つご家族のみなさんに、 この店が60年以上にわたって愛され続けている理由を伺いました。
創業から変わらない、6種のメニュー
美鈴のメニューは、焼ぎょうざ・水ぎょうざ・唐揚げ(三重県産地鶏)・カニクリームコロッケ・ おにぎり・おでんの全6種。創業から変わらないこの構成を、現在まで頑なに守り続けています。
「メニューを増やすという発想がそもそも無いんです。これだけで来てくださるお客さんがいる限り、 これでやっていく。それが祖父の代からの考え方なので」 — 取材中、淡々と餃子を包みながら教えてくださいました。
皮はパリッ、餡はやわらかく
美鈴の焼ぎょうざの一番の特徴は、薄めの皮の食感。鉄板で焼かれた瞬間にパリッと立ち、 中の野菜たっぷりの餡はやわらかく、口の中でほどけます。 皮も餡も、機械では作らず、すべて店内の厨房で仕込まれています。
「店内売切」の貼り紙の意味
厨房の奥の壁には、年季の入った「店内売切」の貼り紙。仕込んだ分を売り切ったら、その日は終わり。 無理に作り足さない、というスタンスが、結果として味の安定と、家族で続けられる持続性につながっているそうです。
ミエノワが大切にしているのは、「派手さ」ではなく「ずっと続く理由」を地域の中から見つけて発信していくこと。 美鈴の取材は、まさにそのお手本のような時間でした。
店舗情報
- 美鈴 本店:〒516-0077 三重県伊勢市宮町1-2-17(平日・土日祝 15:00–22:00、ランチ 11:30–13:30)
- 駅裏の美鈴:〒516-0072 三重県伊勢市宮後2-25-26(平日 15:30–22:00、土日祝 12:00–14:00 / 15:30–21:00)
- 高柳製造直売店:〒516-0077 三重県伊勢市宮町1丁目5-20(11:00–18:00)
もっと美鈴を知る
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- 公式サイト:https://www.gyouzanomisuzu.com/
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取材・撮影:ミエノワ株式会社
取材ご協力:ぎょうざの美鈴 のみなさま、ありがとうございました。